5月4日 その一

  • Day:2015.05.31 21:16
  • Cat:雑記
5月2日、東京滞在二日目。
この日は都民の日というので、普段なら入館料が必要な旧岩崎邸庭園洋館と、旧古河庭園洋館を巡りました。
事前に調べるとふたつともカフェが入っているということでしたので。

まず、一軒目の旧岩崎庭園洋館。
東京メトロ千代田線「湯島」を下車し、地上に上がるとちょうと案内板があったので、案内に沿って向かうことに。
近くには目的地を同じとする人がちらほらとおりました。
そして入門して敷地内のゆるやかなカーブの坂を上っていくと豪奢な洋館が見えてきます。
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旧岩崎庭園
竣工:明治27年頃
設計:ジョサイア・コンドル
三菱財閥三代目当主、岩崎久彌が建てた邸宅で、
外観は左右非対称、角ドームの塔がアクセントとなっています。
外壁面の装飾と白色の塗装が綺麗です。
設計者のジョサイア・コンドルはロンドン出身の建築家で、明治10年に日本政府の招聘を受け来日。
工部大学校建築家(現・東京大学建築学科)で教鞭をふるい、あの辰野金吾ら日本の建築家の育成に携わったそう。

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玄関下から取った写真。ベランダの庇の下にも装飾が施されており、仕事が細かいです。

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見にくいですが、この窓にも細かい装飾がなされています。

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外壁の文様の真ん中に、三菱のスリーダイヤの原型となった岩崎家の家紋「三階菱」が見てとれます。

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館内の写真NGでしたが、大変見ごたえのある洋館でした。
中のお茶室はほぼ満席で、ここも簡易的なものだったので、触れることもないかなと。
人がいないときに、優雅に楽しむにはいいかなと思います。
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大丸心斎橋店の建て替えを検討

  • Day:2015.05.21 22:47
  • Cat:雑記
ちょっと気になるニュースがあったので書き留めます。

大丸心斎橋店、建て替えへ 築81年「大正モダン建築」
完成から81年たつ大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)が、建て替えられる見通しになった。近代の大阪を代表する歴史的建造物のひとつだが、老朽化に加え、周辺の百貨店が次々と増床・改装しており、対抗が必要になった。

 1933年に完成した本館は、米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作のひとつ。アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」で知られる。大理石を多用し、玄関ホールの天井にはイスラム様式の幾何学模様アラベスクもみられる。45年の大阪大空襲で上層階を焼失したが、その後、雰囲気を保ったまま修復・増築された。

 ただ、最近は古さが目立っていた。そこで大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJフロントリテイリングは、10日発表の中期経営計画に「心斎橋地区再開発計画の具体化」を盛り込んだ。

 大丸松坂屋の好本達也社長は「本館建て替えを含め、前向きに検討している」と話す。南館、2009年にそごうから買いとった北館の改装とともに、16年度までに一体的な活性化策を固める。

という記事なんですが、
大阪の中心に奇跡的に残っている近代建築をわざわざ取り壊すなんて非常にもったいない話だと思います。
老朽化が著しい場合はそれは仕方ないとして、他の百貨店も増床・改装しているからって競うように同じことをしてもそこまで効果が得られるものかと。

大丸心斎橋店は一階売り場の天井の幾何学模様や、孔雀のテラコッタ(建築装飾ようのやきもの)などが綺麗で、
店の中に入ると「ああ、百貨店に来たんだな」という気持ちになります。
たぶんここでよく買い物される方も同じ思いをされている方は多くいると思うんです。

だから増築するとしてもそごうから買い取った北館のみにし、本館は改修し存続していく方向で進めていってほしいものです。

GW東京巡り 1日目の3 

  • Day:2015.05.20 22:29
  • Cat:雑記
前田公爵邸をあとに、次の向かったのが「日本のカーネギーホール」と呼ばれる音楽の殿堂、日比谷公会堂です。
1929年に当時の東京市長であった後藤新平の発案と財閥・安田善次郎の寄付によって日比谷公園内に建てられました。
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全体が茶褐色のタイルに覆われているのが特徴。

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公園側の入り口から入ることができるのは、ここ「日比谷公会堂アーカイブカフェ」
一旦閉店したものの、多くの方からの要望に応え、リニューアルオープンしたそうです。

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アーカイブ(archive)とは、書庫や公文書の保管所という意味で、ここは日比谷公会堂の歴史や情報発信をコンセプトにゆるやかに過ぎる時間を楽しめるカフェとなっています。
そして入り口の手前にはさっそく日比谷公会堂の建設途中の写真などが展示されていました。

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店内は外観と同じくタイル貼りの壁や床となっています。
席は大きなテーブル席や、少人数で座るソファ席など数種ありましたが、少人数の席が埋まっていたのでテーブル席に着席。
机の上にはお客様が自由に書き込める「思い出ノート」なるものがありまして、それらを眺めているのもおもしろい。

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日比谷公会堂を中心とした歴史年表。

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シフォンケーキセットを注文。

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店内の奥の方には年代物のレコードプレーヤーが置かれており、お店のBGMはレコード特有のノイズが混じった、懐かしくも落ち着く音色が流れています。

日比谷公園には人がたくさんいるのに、何故かここにはあまり人が来ない意外な穴場的なカフェでした。

5月のイベントお疲れ様でした。

コミックシティ及び、関西コミティアお疲れ様でした。

関西コミティアでも既刊の持ち込み分がありがたいことに完売してしまい、
せっかく来てくださった方にはたいへん申し訳ないです。

しかし、自信作の九州よりも、大阪や京都のカフェ本の方がよく手にとってもらえます。特に京都。
大阪でのイベントだから当たり前なんでしょうが、本の出来栄えは九州のほうが私としては気に入ってるんですが…。

次回は6月21日のコミックトレジャーORIGINSに申し込みしています。
その次は夏のスパコミ、コミックトレジャーです。
今年の夏コミは参加せず、四国か中国地方でも回ろうかと思います。
新刊は当分先ですが、じっくり作っていきたいです。

GW東京巡り 1日目の2 旧前田公爵邸

  • Day:2015.05.16 22:32
  • Cat:雑記
目黒区立駒公園には、前田公爵家第16代当主・前田利為の邸宅があります。
竣工は昭和4年で、外観も昭和初期に流行したスクラッチタイル張りがふんだんに使われています。

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GW期間中は指定時間に行くとガイドさんがいて、この建物の見所を教えてくれるので、
事前になにも知らなくてもじっくり楽しむことができました。

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内装はチューダーゴシック風で、このように上部が扁平アーチとなっており、各部屋の入り口や、
館内のいたるところでその特徴が見られます。
すべて洋風の内装になっているんですが、侍女室のみ当時の庶民の生活感あふれる普通の和室でした。

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ちょっとしたところにある柱の彫刻が美しいです。

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かつての書斎で、右の机は当時からこの場所にあったものだが、左のソファと机は一階の現在は喫茶室にあったものを、喫茶室を開店する為に2階のここまで移動さしたそうです。

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入り口に入ってする右のところ。おそらくかつての応接室だったところが「カフェマルキス」として営業しています。
机とイスを並べて簡単なお茶を出す、簡易的なカフェとなっています。

GW東京巡り 1日目の1

5月2日から5月6日までの間、東京のコミティア参加を利用し、大阪からはるばる遠征してきました。
2日は移動日で本格的な探索は3日からで、事前にどこを回るかリストアップしざっとした計画を立てて回ったので、
そのことをこれから数日に分けて書いていきます。

まず、3日(初日)の一軒目。
東大の向かいの路地を少し入ったところにある「万定フルーツパーラー」
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大正3年創業で、東大病院の入院患者を見舞いに訪れる人のための果物を売ったのが始まりらしいです。
フルーツパーラーという響きがすでに「昭和」という感じがしますが、
意味を検索してみると「果物店を兼ねた喫茶店。また,果物を主材料にしたケーキや飲み物を供する喫茶店。」
とのこと。
今では果物の販売はしていませんが、果物のジュースが売りのようです。

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店内の様子。

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店内の様子2
白と黒の床、革張りのチェア。そして久しぶりに見たブラウン管テレビと初めてなのに懐かしさを感じます。

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手書きのメニュー。
カレーとバナナジュースを注文。

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カレーはさらっとしたスープ状で、少しおこげがついたような風味があります。
それもうま味として感じることができる味です。
バナナジュースとの相性は抜群です。

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そして最後の会計に使ったこのレジスター。
いままで回ったカフェだと、こういったアンティークは置物としてはありましたが、ここでは現役バリバリなのに驚きました。
思わず「え?これ現役なんですか?」というとご婦人が「そうなんですよ^^」と誇らしげです。

というかここのご婦人が感じの良い人で、それがよく印象に残っています。

関西コミティアから参加証が届きました。

スペースNoは「D-26」です。
見本誌スペースの移動など、年々増えているサークル参加者に対応する工夫が配置図から見て取れます。
合計で今回は969サークル。OMMの立地はいいですが、そろそろ厳しくなってきた感じですね。

コミティア112お疲れ様でした。

冬コミ以来の東京。そしてコミケ以外では初めてのビックサイトでした。
いつもコミケでしか来ていないので、人の少なかったら(それでも関西のイベントの何倍)
ここもこんなに動きやすいんや~と感じました。

初のコミティア参加で、しかもガチのマンガを書いている人が多いイベントの中、
評論サークルが受け入れてくれるかなと思いましたが、いつも買ってくださる方や
新たに買ったくださる方がいて、本当にありがとうございます。

そして、よく聞かれる新刊ですが、、、、
え~とうぶんお待ちください。

いや、ほんと仕事しながら本を作るというのはたいへんで、
いま巡っているのが中四国と、東京なんですが、
大阪住まいの私にとって、京都や兵庫みたいに日帰りで行ける距離じゃないので、
今回みたいにコミティア参加にあやかって上京というタイミングを図りつつちょっとずつ巡ろうと思います。

幸い今年はシルバーウイークがありますし、夏コミも申し込みしていないのでお盆と秋は中四国巡りをしようかと考えています。

東京のほうは、実は思ったよりも近代建築のカフェが少なく(昭和を感じさせる喫茶は本当に多いです)今回、旧岩崎邸や、古河庭園も回りましたがお茶室はありますが、ちょっと違うかなぁという印象でした。
古い建物の有効活用といった点は大阪はけっこう進んでいるのかなと思います。それかただ使えるもんは使うという商魂魂の成せる業か。

東京だけで一冊作るのはボリュームが足りない感じなので、関東で一冊にしようかいま迷っているところです。

ざっとこれがいまの状態で、中四国は今冬~来年春かGWくらいを目処に出せるよう進行中です。

年に一冊出せるか出せないかのサークルですが、気長に待っていただけると助かります。

5月のイベント参加ですが
コミックシティ大阪102は 「6号館B シ31b」です。
よろしくお願いします。

関西コミティアのほうはまだ参加証は届いていないので、わかり次第告知します。
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